俳優の山本太郎さんが25日夜、自身のツイッターに「今日、マネージャーからmailがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました。』だって。マネージャーには申し訳ない事をした。僕をブッキングする為に追い続けた企画だったろうに。ごめんね」とツイートしたことが反響を呼んでいる。
２３日、山本さんは福島から来た子を持つ親たち100人など大勢の人たちと共に、文部科学省前に集結。文科省が定めた学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安「放射線量年間20ミリシーベルト」の撤回を訴える集会に参加していた。なんと降板はそのわずか２日後ということになる。
今のところ、この問題に関してテレビ局側からのコメントは出されてない。しかし、この問題が大きくなっていけば、テレビ局としても何らかの説明を必要とされる場面も出てくるだろう。事実と反するのであれば、黙っているのはテレビ局側としても得策ではないと考えられるからだ。
とはいえ、事の真相を確かめる方法が、情報を受け取る側には存在していないという現状もある。そんな中、テレビ局がこの問題に対してコメントを発表すれば、水掛け論に発展してしまう可能性も考えられる。そういったことをふまえると、テレビ局側としても難しい対応を迫られていると言えるだろう。
